木造と鉄骨造の壁の中・天井裏の違い

こんにちは。

玉穂木材工業株式会社 菅沼(良)です。

只今弊社では、木造と鉄骨造の建物を建設中です。建物は完成してしまうと、木造なのか鉄骨造なのか分からなくなってしまうことがあります(建物の規模で分かることはありますが)。そこで今回は、木造と鉄骨造の壁の中・天井裏の違いをお見せいたします。壁の中や天井裏は、新築工事の初期の段階でしか見れません。

木造(在来工法)の建物は、基本的に柱が何本も立ち、その柱と柱の間に間柱というものをたてます。そして、柱と柱の間には、筋違も入ります。天井には野縁という材料(3cm×4cm)を組みます。この様な木造に対し鉄骨造は、少ない柱の間に、木造の建物で使用している間柱・野縁を、軽量鉄骨で張り巡らせていきます。木造の建物は、内部も木造ですが、鉄骨造の建物は、内部も鉄になっています。当たり前と言えば当たり前なのかもしれませんが、この光景は建物が完成してしまったら見ることができません。そして、壁・天井の下地構造ができあがると、ここからは木造においても鉄骨造においても一緒で、壁・天井にプラスターボード(一部例外もあり)をはっていき、壁・天井の下地を完成させます。

見えなくなってしまう所も、しっかりとした施工をしないと、あとあとトラブルの原因になってしまいます。この様な見えない所も、手を抜かず誠心誠意施工いたしております。

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玉穂木材工業株式会社
静岡県御殿場市ぐみ沢1359

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