耐震診断から耐震補強リフォームを決断
弊社では耐震補強工事に関するノウハウも数多くございます。ご依頼を頂き「耐震診断」を行ったお宅では、建物の角(かど)になる箇所の押入内部の壁に筋違いが入っていない為、耐震診断による計算で「その壁も含めて補強することが望ましい」という結果が出ました。
今回の耐震補強リフォーム工事では、建物の筋違いの無い壁の所に地震による揺れを吸収することができる『Hiダイナミック制震工法』を用い制振ダンパーを設置しました。大地震時の建物の変形を吸収することで、柱・梁・壁等の負担を軽減します。特に余震を伴う繰り返しの揺れに効果を発揮します。
押入の内部を解体して、制震ダンパーを設置した状態が次の写真です。
今回の工事でこちらのお宅には制震ダンパをこの押入れ以外の箇所も含めて、全部で7セット設置しました。この耐震補強工事によって建物の倒壊を防ぐのはもちろんのこと、住まわれている方の生命をまもることに繋がればと思っております。
地震に対する備えと耐震診断
ここ静岡県では数十年前から東海地震の恐れが注目されはじめ、地震に対する備えや心構えを常日頃から気に留めて生活してきています。近年、日本各地で大きな地震が発生して甚大な被害が生じてしまっています。「いつ来てもおかしくない」と言われ続けてもう40年以上・・・まだまだ地震に対する備えで出来ることはあると思います。
また耐震補強に対する補助金の制度や、税金の軽減等の助成制度があります。お住まいの耐震で心配な方は地域の耐震診断「わが家の耐震診断」もございますのでご利用ください。
Hiダイナミック制震工法とは
Hiダイナミック制震工法とは、オイルダンパーを用いた画期的な制震工法。ビル用制震オイルダンパーで培った制震技術と、自動車用ショックアブソーバーの量産技術を応用した住宅用制震工法が『Hiダイナミック制震工法』です。⽊造住宅⽤の制震工法として初めて(一財)日本建築防災協会の技術評価を取得致しました。日立の制震システムと江戸川木材工業株式会社によって開発されました。大地震時の建物の変形を吸収することで、柱・梁・壁等の負担を軽減。特に余震を伴う繰り返しの揺れに効果を発揮します。
耐震補強リフォームについて
詳しくは「リフォーム リノベーション 耐震補強」を御覧ください。
お問い合わせ
玉穂木材工業株式会社
静岡県御殿場市ぐみ沢1359
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