SP免震基礎工法のよくある質問をまとめたQ&Aです。質問(Q)をクリックすると答え(A)が表示されます。また、SP免震基礎工法 Q&A一覧(印刷用)もございますので下記のリンクよりダウンロードしてご覧ください。
SP免震基礎工法よくある質問Q&A
Q 1 この工法を採用する場合、構造や設計への制約はありますか?
A 1 木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、又、平面計画に制約はありません。
Q 2 鋼管杭には変わりないのに、なぜ免震効果があるのですか?
A 2 鋼管杭の優れた性質(弾性・靭性)を生かし、建物の重さ、地盤の性質、基礎の形状、基礎と杭との関係等を総合的に最適化する設計と計算を行い、建物全体としての固有周期を制御することにより、免震効果を発揮します。
Q 3 鋼管杭や基礎の設計はどうすればよいですか?
A 3 地盤調査資料と建物設計図に基づき、全て日本ブレードパイル協会が杭と基礎設計を行います。
Q 4 軟弱地盤の敷地でも大丈夫ですか?
A 4 十分可能です。軟弱地盤ほど、免震効果は高くなると考えられます。
Q 5 免震工法としての費用はどれ位かかりますか?
A 5 地盤が弱く、建物を安全に支持するために杭を施工する場合は、免震のための費用は0円です。
Q 6 住宅の基礎の形式はどうなりますか?
A 6 住宅の一階の床も含めて建物全体が地震動とは異なる動きをするので、ベタ基礎とします。
Q 7 免震工法と耐震工法はどう違うのですか?
A 7 免震工法は地震の力を建物にあまり伝えない作り方、耐震工法は地震の力で建物が壊れない作り方です。免震工法の場合、あまり揺れないので建物の被害も少なく、室内に居ても安全なので、地震に最も安全なのが、免震工法といわれます。しかし、耐震建築の場合、ある程度大きな地震のときは室内の物が倒れたり、落下したりと、怪我することは避けられません。
Q 8 SP免震基礎工法では、鋼管杭以外の装置は必要ですか?
A 8 コンクリート基礎の施工が多少異なりますが、鋼管杭以外は何の装置もありません。ですから、低価格の免震工法といえます。
Q 9 SP免震基礎工法は、杭を施工する程には悪くない地盤にも使えますか?
A 9 杭の施工法を工夫することで、採用は可能です。
Q10 既存の住宅にも採用できますか?
A10 最適な杭配置は出来ないかもしれませんが、パブ工法により可能です。
Q11 免震基礎のための工期はどれくらいですか?
A11 杭施工の時間だけですから、住宅の場合1日~2日で工事は完了します。
Q12 鋼管杭にはどんなものを使いますか?
A12 国土交通大臣認定のbDパイル・ブレードパイルを使います。その性能について、国が認めた鋼管杭です。施工の際、騒音,振動,残土は出ないので、何処でも工事ができます。
Q13 給排水管,ガス管の施工に何か違いがありますか?
A13 地盤と基礎が相対変位することがあるので、その変位に追従できる形式になります。